10月4~15日の2週間、沼田市給食センターで給食経営管理論の臨地実習をさせていただきました。
沼田市給食センターでは、一日に4300食の給食を作っていました。毎日午前中は調理作業に携わりました。初日は材料の多さ、作業スピードの速さに圧倒されました。(>_<)
大量の材料が決められた時間内にどのように調理され、小中学校へ届けられているのかを見せて頂くことができました。学内にはない大きな機械や釜もたくさんあり、実際に調理作業も体験しました。調理員さんがいとも簡単に行っている作業も実際にやってみると、とても重労働で、調理員さんの調理技術は凄いなと思い、日々のご苦労を実感しました。
管理栄養士は食中毒を防止するために、調理員さんの負担に配慮し、作業に無理のない献立をたてる必要があることがわかりました。
厨房では、管理栄養士は衛生管理責任者として、衛生管理に気を配ることが最も大切だということもわかりました。
午後は学校訪問やTT(チームティーチング)授業などに同行させてもらい、栄養指導の様子を見せていただきました。児童は声かけ1つで食べ方が変わってくるため、少しでもたくさん召し上がってもらえるように積極的に声をかけたり、食事マナーの指導をすることも大切な仕事でした。授業では、写真やイラストの入った教材を用いたり、児童や生徒に問いかけるなどの工夫をし、対象者に興味をもってもらえるような教材・指導方法を用いることが大切だということが分かりました。
その他にもたくさんの貴重な経験をさせていただきました。今回の臨地実習では管理栄養士の仕事のほんの一部しか見られなかったと思いますが、想像以上に大変で忙しいということがわかりました。
しかし、それと共に自分への課題も見つけられたと思います。これからの勉強にしっかり生かしていきたいと思います。
管理栄養科3年 R.T