管理栄養科は4年制のため、大学と同様、4年次に卒業研究があります。
今回は、口腔内細菌を研究している内山ゼミの紹介です。
食物が最初に人体に入るくち(口腔)には多くの細菌が生息しています。
歯による粉砕もありますが、微生物分解も大切な働きをしています。
食品にはもともと納豆菌、ヨーグルトの乳酸菌などの健康に有利な生きた菌が入っている食品があり、、微生物の働きにより作られた食品もあります。
砂糖(糖分)の摂取が虫歯(う歯)にする病原菌の生活しやすい環境を作ることは知られています。
また、お年寄りの誤飲による肺炎もよく知られています。
そこで、どんな食生活、歯磨き習慣、唾液量、間食などさまざまな生活習慣で私たちの口腔内の細菌構成を決定しているとしたら、健康でいるための細菌構成指標を見つけて正しい食生活を指導ができるよう、う歯の予防はもちろん、病気の予防対策を管理栄養士が行えるよう研究しています。
画像は口腔内細菌の研究中の写真です。