保健看護科 2年生が今年度初の吸引・吸入の演習を実施しました。
久しぶりの演習で緊張した様子でしたが、演習が進むうちにとても楽しそうに
演習を実施していました。その様子をお伝えします。
〔用語紹介〕
*吸入:口や鼻の奥に痰や貯留物があり、自力では吐き出すことができず
そのままにしておくと窒息してしまうので、カテーテルで痰を吸い取ります。
とても苦痛を伴うので、確実な技術が必要です。
*吸入:気管の炎症を抑えたり、痰を出しやすくしたりするために
薬剤を機械で霧状にして、患者さんに吸ってもらう。
吸引を実施するのは初めてであり、今回は学生同士で吸引を実施するため
かなり緊張をしていましたが、実際に患者さん役・看護師役をすることで
吸引の苦痛の程度や技術の難しさを体感したようです。
〔実施後の感想レポートより〕
患者の負担が大きいと感じた。実施時は簡単にカテーテルが挿入できるだろうと
考えていたが、実際に実施してみると全然挿入できなくて、患者に苦痛を与えて
しまった。負担をかけないように慎重に実施し、苦痛を最小限にできるように
技術を高める必要があると思った
この演習をもとに患者さんにとって、よりよい援助を提供できるように
頑張って貰いたいと思います
演習風景です。
このような演習を積み重ねて、将来素敵な看護師になるために
日々頑張っています。大変なこともあると思いますが、皆で切磋琢磨して
素敵な看護師になって貰いたいと思います。
広報委員 保健看護科 南雲