今年も保健看護科4年生の「保健医療福祉行政論演習」が始まりました。
保健師活動の基本は『地域診断』です。
地域診断とは、物理的な環境やそこに暮らす地域住民とふれ合いながらその地域の特性を理解し、健康に関する問題を明らかにしてその原因や解決の方向性を見出す過程のことです。3年生までに学んだ公衆衛生看護学の学習内容だけでなく、小児、母性、精神等の看護学や統計学等学んできた様々な知識を統合して考えることが必要な演習です。
5月からの公衆衛生看護学臨地実習Ⅰ(地域診断実習)で実際に実習に出向く市町村がどんな地域なのか理解するために、まずはホームページ等の既存の資料を元にデータを集めるところから演習が始まります。
写真は、情報センターで実習に行く市町村のホームページをグループで協力して検索しているところです。今後、市町村での実習の風景や実習中の4年生の『声』を順次お届けします。
(文責:こまみ)