2年生です。
文化人類学の授業で7月下旬にバス巡回に行って来ました。午後3,4限の2コマ続きで行ってきたのでゆっくり見学できました。
クラス別で行ったので、前に行ったクラスは豪雨の影響で浦佐五箇の石仏のところに行けなかったらしいですが、私たちのクラスは石仏を見に行って来ました。
暑かったですが、石仏の近くはパワースポット(?)なのか空気が少しひんやりして感じられました
次の見学地は浦佐普光寺です。
普光寺の山門は、入口に何故か獏(夢を食べるというあの獏です)の彫刻がされていて、日光東照宮の陽明門を模したとされる立派な造りでした
めったに上がれない山門の2階にも上がらせていただいて毘沙門天二十八使者像を見せていただきながら説明を聞くことができました。急な階段がちょっと怖かったです
毘沙門堂の中で、普光寺の歴史や毎年3月3日に催される裸押し合い祭りの説明をしていただき、堂内にある仏像や猫の面(後で調べてみたら何やら猫に関する謂れもあるそうで…)を見学していたら、「おびんずる様にお参りをするといいよ」と住職さんに言っていただき、見よう見まねで『頭がよくなりますように』とか『お腹が丈夫になりますように』と皆でお参りしてきました
参道の突き当りに不動明王とうがい鉢があり、裸押し合い祭りの時に押し合いに参加する男衆がうがい鉢で水行をするそうです。どおりで他で見るうがい鉢に比べて大きいはずですね
最後に塩沢の牧之通りに行き、「鈴木牧之記念館」を見学してきました。残念ながら写真は撮れなかったのですが、越後の文豪と言われる牧之の生涯や知っている様で知らなかった昔の雪国の生活や文化について学んできました。館内のガイドさんに丁寧に説明していただきあっという間に時間が過ぎて、牧之通りも歩いてみたかったな~と名残おしく感じながら、帰路につきました
こんなに近くに歴史的な建造物や史跡があったんだという新しい発見と、歴史やその地域の文化が今現在にも影響してるんだな~としみじみ感じた貴重な時間でした
一見は百聞にしかずと言いますが、見るだけじゃなく説明を聞いて初めてわかることもあるので、今後も見て聞いて触れて…と五感を使っていろんなものを吸収していきたいと思います