今日は治療機器学実習の「電気メス」の様子をお伝えします。
最初に専用の測定器で出力波形と出力エネルギーを測定します。
出力波形とエネルギーの関係を体感するため実際に鶏肉を切開してみます。
前の実習ではガウンテクニックを学んだので、今回はマスクと帽子も追加して完全装備。
手術用無影灯も使用しました。
それから鶏肉を切開した時の臭いを強制排気するのと、
安全確保のためドラフトチャンバーも使用しました。
手術室の外科医のようですね。
でも残念ながら臨床工学技士は電気メスで外科手術はできません。
この実習では機器動作はもとより波形とエネルギーの関係などを
実際に体感してほしいと考えています。
知識と体験が重なり更に理解が深まると良いですね。