こんにちは!
管理栄養科2年Aクラス広報委員です。
今回は、先日行った生化学実習の様子を紹介します。
今回は酵素反応の実験を行いました。
ルシフェラーゼという酵素とルシフェリンという基質を反応させて、
温度変化、pH変化などの様々な条件下における酵素の活性、
失活の様子を確認しました。
ルシフェラーゼは、ホタルが発光するときに必要な酵素です。
実験でも、酵素が活性している様子を発光によって確認しました。
写真は、温度変化についての実験の様子です。
試験管aは室温、bは氷水に1分間、cは60℃の恒温槽に1分間という
条件下で酵素活性(発光)の有無を観察しました。
酵素が基質と反応していると発光し、酵素が失活すると
発光しなくなります。
写真のように、aは発光、bは少し発光、cは発光していません。
酵素が活性する最適温度は40℃付近ですが、高温で失活、低温で働きが
鈍くなってしまいます。
そのため、試験管b、cの発光が薄くなった、発光しなくなったことが分かりました。
今回の実習を通して、酵素と基質の反応には、
“温度やpHなどが大きく関わる”ことがわかりました。