7月27日に終了した保健看護科4年生の「総合看護技術」をご紹介します。
保健看護科では、よりリアルな体験をしながら学ぶシミュレーション教育を採り入れています。その中で、4年生の臨床技術の集大成として総合看護技術演習に取り組んでいます。
「病状が安定せず、医療機器も使って治療中の患者に安全安楽なケアを提供する」という課題です。
グループで協力し合って必要な学習を進め、技術の習得を目指します。そのすべてのプロセスを自己評価し、これから現場でナースとして働く自分の課題や目標を明確にします。
課題達成に向けて、この日は医療機器メーカーのテルモさんから講義を受けました。
教員から事前学習内容を確認してもらいます。
グループでどうしたらいいか意見を出し合います。
演習の実施。患者さんに気を配りながら、必要な援助を確実におこなうのは難しいですね。
簡単にはできませんが、グループで協力する大切さや楽しさ、「わかっていても思うように体と頭が動かない」という難しさを実感して、後半の実習に気を引き締めて臨もうと気持ちを新たにしました。