こんにちは!管理栄養科2年広報委員です。
食品衛生学実習の様子を紹介します!
今回の実験では、今が旬、鍋にもってこいのタラから寄生虫を採取し、観察しました。
海産魚の寄生虫として有名な「アニサキス」をはじめとして、たくさんの寄生虫を発見しました。
シャーレに生理食塩水と入れておいた様子です。
タラの体内にいた時には丸まっていたものが伸びて泳ぎだしました。
アニサキスは寄生している魚の死後、内臓から筋肉(食べる部分)へ移行することが知られています。タラが水揚げされて死んでしまってもアニサキスは元気でした。
アニサキスをうっかり食べてしまうと、胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。
アニサキス症を予防するには
- 魚を釣った後すぐに内臓を取り出す。
- 加熱する。(70℃以上または60℃なら1分以上)
- 冷凍する。(-20℃で24時間以上)
- よく噛んで食べる。(体が千切れたら死んでしまう)
などが効果的です!!
食品に潜む寄生虫の知識を得て、安全に美味しく食事を楽しみましょう!!