こんにちは!
管理栄養科2年の広報委員です。
今回は人体構造機能学実習という授業について紹介したいと思います。
この授業は、ヒトの身体のしくみを実習の中で理解することを目的とした授業です。今までには、血圧の変化をみる実習や胃や小腸などの組織を顕微鏡で観察する実習など様々な実習をしてきました。
先日は心肺蘇生の授業がありました。心肺蘇生はやったことがある人もいるのではないでしょうか?
まず、胸骨圧迫を何回も繰り返すいわゆる心臓マッサージを学びました。
人形に対して連続で30回するのですが、とてもハードでした。
私は10回くらいでヘトヘトになってしまいました。
この胸骨圧迫は、救急車が来るまで続けることで倒れた人の生存率を上げるそうです。
次に、人工呼吸を学びました。人工呼吸は倒れた人に空気を吹き込まないといけません。
10秒以内に2回しなくてはならないのでとても大変でした。
AEDの使い方についても教えていただきました。
AEDとは、心電図の解析を行い、必要な場合は電流を流す装置です。皆さんもいろいろな場所で見たことがあるはずです。
使い方はとても簡単です。
1、ケースを開けて電源を入れます(開けた瞬間に電源が入るものもあります)。
2、中に入っている電極パッドを本体につないで絵の通りに貼り付けます。
3、心電図を計測する音声アナウンスが流れるので、その指示に従います。電流を流すようにと音声アナウンスがあったら、周りの人に離れるように呼びかけてショックボタンを押します。
↑AEDセット中
↑ショックボタンON
この写真は、遊んでいるのではなくて喉に食べものを詰まらせた時の対処法です。写真のようにしてみぞおちあたりを強く突き上げることで詰まった食べ物を取り出すことができます。
他にも背中を強くたたく方法があります。
最後に、胸骨圧迫のところでもお話しましたが、これらの心肺蘇生をするかしないかで生存率が大きく変わります。私もこの授業で学んだことを活かして、もしもの時に落ち着いて対応できるようにしたいと思います。