先日、感動の卒業式が行われました
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4年前の春、大きな希望と不安を抱き、この会場で入学式に出席したことを昨日のことのように覚えています。それから、あっという間の4年間でしたが、その一日一日はとても充実した毎日でした。日々の授業や実習の中で私は看護というものについて学び、様々な患者様と関わってきました。授業や実習は決して簡単なことばかりではなく、辛く苦しいこともありました。しかし患者様からの「ありがとう」という感謝の言葉と笑顔をいただくことで、今までの苦しい経験はこの時のためにあったのだと感じ、より一層看護というものと真摯に向き合い励んでいかなければならないと決意しました。
また、昨年5月に北里大学で行われたチーム医療演習では、それぞれ異なる専門分野を学んできた他学部他学科の学生とチームを組み、症例に取り組みました。それぞれの専門領域から意見を出し合い、より良い医療について話し合っていく中で、一人一人が責任をもち、お互いの意見を尊重し合い、協力し合うことの大切さを体感しました。
私たちはこのような学院生活を通じ、医療従事者として、社会人としての心構えを学ぶことが出来ました。
今こうして学院生活を振り返ってみると、この4年間、楽しいことだけでなく大変なこともありましたが、その時間を過ごす中でかけがえのない出逢いや学び、経験の場を与えてくれたこの地とこの学校と先生方、そして沢山の意見を交わし、笑いあい、時に涙し、楽しい時間を過ごしてくれた友人達全てが私は大好きです。そして、この充実した学院生活を送れたことは、どんな時も私たちを応援し、温かく見守ってくれている家族の存在があってこそだと思っています。普段は素直に言えませんが、本当に感謝しています。
私たちはこれからそれぞれの新しい道を歩んでいきます。この先、困難な状況に直面することがあると思いますが、学院生活で日々努力したことを糧とし、社会の一員として行動に責任をもち、努めていきます。
(一部略)
平成二十九年三月十五日 平成二十八年度 卒業生代表
卒業生のみなさん おめでとう!! そしてありがとう。 みなさんのお幸せを祈ってます