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【保健看護科】4年生 在宅実習終了しました。

保健看護科

2017/11/16

4年生です。今年度最後(5クールめ)の在宅実習が終了しました。

在宅実習では、実習現場の訪問看護師さんやケアマネさんの訪問に同行させていただき、療養者と家族の暮らしや健康状態に合わせたさまざまな看護の実際を知り、地域の社会資源や多職種連携が生活者を支援し在宅生活を継続するために必要であることやその中での看護職の役割について学びます。特に最終日にはそれぞれの実習先で学んだことをひとりひとりが持ち寄り共有し、意見交換することでさらに新たな学びが生まれています。

~学生の学び・感想の一例を紹介します~
◆多くの方々と出会いコミュニケーションを図ることで、支援者として人と人とのつながりの重要性や情報共有の大切さを改めて学び、看護職が療養者や家族を支援するだけでなく多職連携の橋渡し役となっていることを知り、視野を広めることが出来たと感じた。治療から生活支援へ病院から在宅へスムーズな移行が出来るような支援の必要性、医療、福祉、看護が一体となって提供される仕組みづくりの必要性を肌で感じた。
◆自宅での機能訓練に参加、看護職だけでなくリハビリ職種が関わり連携し、療養者や家族の自立に向けた支援の実際をみた。
◆療養者と看護師の何気ない会話の中から療養者や家族の思いを汲み取り、生活や看護のニーズをアセスメントしている。
◆看護師が療養者や家族の日常生活を労い、頑張りを認めることで療養者は生きる意欲となり、家族は介護意欲の向上につながり、在宅療養生活の継続を可能にしている。
◆在宅療養支援施設では建物のつくりが施設という重圧感が無く、ボランティアや高齢者から子供まで住民がいつでも出入りできるようになっていたり、介護予防教室が開催されたりや自由にお茶飲みが出来たり地域に馴染んでいて、顔と顔かつながりより安心して生活が出来ると感じた。
◆看護師として責任の重さを感じ、知識・技術を磨いていく必要性を感じた。

など、在宅看護の実際に触れることで今までの看護観が広がった感じがします。

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