管理栄養科3年生です。
メイン企画である東北3県のご当地定食の試作を行いました。
主食である油麩丼<宮城県>では、宮城県の名産である仙台麩と、新潟県の名産である車麩両方を使い比べてみて、より美味しい方を選ぼうということで試してみました。 見た目は変わらなかったものの油麩の方がコクがあり、味に深みがありました。
さんまのポーポー焼き<福島県>では、オーブンで焼くかフライパンで焼くか、焼き方の違いによる食感の違いを比べてみました。オーブンで試したものは、水分が飛んでパサつき、焦げも目立ってしまいましたが、フライパンの方は油ものりジューシーな仕上がりになり、こちらの焼き方で統一することになりました。
酪王カフェオレプリン<福島県>では、前回の試作でゼラチンの濃度が高く、硬い食感になってしまったので、今回は濃度を薄めて作ってみました。出来上がってみると丁度良い食感になり、生クリームとの相性も良かったです。
ずんだもち<宮城県>では、ずんだあんの作り方を2通り試してみました。一方は茹でた枝豆をミキサーにかけた後、再び加熱する方法と、そのまま加熱せず使う方法です。そのまま加熱せず白玉と和えたものは、味は問題なかったのですが白玉とのまとまりが悪い印象を受けました。再び加熱してから白玉と和えた方は、味がより美味しくなり、白玉とのまとまりもより一層良くなりました。手間は増えますが美味しいものを作るために少しでも追求していきたいと思います。
魚沼祭では1日50食限定(500円)ですが、来客者の皆さんに食べて頂き、東北の味の魅力を少しでも伝えられるよう努力していきたいと思っております。どれも満足できる見た目・味になっているので、是非足を運んで味わってみてください